隅田川_駒形橋隅田川と駒形橋「橋のある風景」 本日は、隅田川にかかる駒形橋です。 駒形橋の下流(この絵で右側)には、厩橋(うまやばし)、蔵前橋、総武線、両国橋などがかかり、上流には、吾妻橋、言問橋、桜橋など多数の橋がかかります。 遊歩道は、この欄干を降りて、上流方向に続きます。 えさを投げる人のまわりには、ゆりかもめでしょうか、多数の鳥たちがいっせいに集まってきました。 駒形橋から、吾妻橋、言問橋、桜橋へは両岸に隅田公園が広がります。 浅草、雷門へは、この駒形橋にほぼ隣接する道路300m北上した場所にあります。 対岸のオブジェはAビール会社のオブジェで、炎(イタリアのデザナー)を表しています。土台の黒いビルは、フランスの著名なデザイナー、フィリップ・スタルク氏によるものです。 ビールの泡を指で触ってひっついてきた形に似ています。夜はライトアップされ、ここで、やっと炎ということが分かります。 左隣の高いビルは、22階建てで、琥珀色のガラスと頭頂部の白い外壁で、泡のあふれるジョッキをイメージしています。1989年の竣工して以来、東京の新名所となっています。 事典: 駒形橋 橋のたもとにある駒形堂に因んで付けられました。昭和2年の架設まで駒形の渡しがありました。 昔、江戸っ子は「コマカタ」と濁らず発音したという。吉原の遊女2代目高尾が仙台の殿様、伊達綱宗を恋しがって詠んだという句 「ゆうべは波の上の御帰らせ、いかが候。 御館の御首尾つつがなくおわしまし候や。 御見のまま忘れねばこそ、思い出さず候。かしこ。 君はいま 駒形あたり ほととぎす」 で有名。 「忘れねば...」は、私はあなたのことを思い出すことがない。それはいつもあなたのことを思っているために忘れることがないからです、という意味でなかなかの殺し文句です。 この句碑は駒形堂のある駒形公園に建てられています。 明日は、皇居-平川橋 ジャンル別一覧
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